スタッフの紹介
青沼裕之 AONUMA, Hiroyuki
教授(主任教授)
2004年4月着任
1958年長野県生まれ
筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学
イギリススポーツ史、近代スポーツ思想史
研究テーマ:
1930年代イギリスのスポーツ運動・政策。イギリス民衆スポーツ史。
近年の主な著書
NEW! 2025 『スポーツ固有の美とは何か』創文企画
・人々はどうしてスポーツに興じるのか、スポーツにどのような価値を見出しているのか、という課題は、現今益々われわれ研究者に課されていると強く自覚致しまして、本拙著では、スポーツに見出される価値の中で、巧み、公正、快などとともに、その中核となるスポーツの美について、すなわち、アスリートが日々の練習の積み重ねの中で獲得し洗練させていく技術の中に表れる美(技術美)について、検討し記述していくことを課題とした。
2020『ベルリン・オリンピック反対運動 フィリップ・ノエル=ベーカーの闘いをたどる』青弓社
・ナチスが大々的に関与して国際政治の抗争の場になった1936年のベルリン・オリンピックについては、ドイツの政治・外交との関係や宣伝・映像・芸術の実態など、様々な角度から論じられてきた。このオリンピックに対してイギリスは反対運動を展開したが、その実像は明らかにされてこなかった。そこで本書では、まず反対運動でイニシアチブを握ったイギリス労働者スポーツ協会の活動を史料から掘り起こす。さらに、フィリップ・ノエル=ベーカーとウォルター・シトリーンの2人に焦点を当てて、彼らの理念や抱えた矛盾も踏まえて反対運動の内実を照らし出す。
バルセロナ人民オリンピアードとの距離感、オリンピック憲章擁護の闘い、ナチ・スポーツ独裁批判――オリンピックという巨大イベントにそれぞれの立場から反対運動を展開した歴史のアクターを追尾し、現代のオリンピックの問題点をも浮き彫りにする。
2019『イギリス労働者スポーツ運動史 一九二三―五八年』青弓社
・スポーツの母国イギリスで、人々はどのようにスポーツを自らの権利として捉え、楽しむためのスポーツを獲得しようとしたのか。1920年代から50年代にかけて、イギリスの労働者スポーツを支えて主張の実現を目指した組織の成立から解散までを貴重な史料からたどる。そして、政治革命や労働運動、プロパガンダと結び付いていたスポーツが、純粋に楽しむための権利として意識されるようになる紆余曲折のプロセスを掘り起こす。組織の解散という結末から失敗だけを学ぶのではなく、イギリスの労働者スポーツ運動が現代に残した遺産を照らすスポーツ史の成果。
国家や政治と密接な関係があるオリンピック開催を目前に控え、多様な人々を包摂する自発的なスポーツ活動の実現を考えるうえで示唆に富む一冊。
北 徹朗 KITA, Tetsuro
教授(教務担当)
2012年4月着任
1977年岡山県生まれ
東京農工大学大学院工学府電子情報工学専攻博士後期課程
博士(医学)昭和大学
経営管理修士(専門職)事業創造大学院大学
研究テーマ
https://researchmap.jp/read0151697/
近年の主な著書
NEW! 共著 2025『ゴルフとからだ 健康科学へのapproach』アイ・ケイコーポレーション
2024『日本最大のスポーツ市場:ゴルフ産業の未来開拓〜18-23問題から捉えるゴルフ産業再興の提言〜』株式会社ゴルフ用品界社
森 敏生 MORI, Toshio
教授
2006年4月着任
1959年大阪府生まれ
広島大学大学院修了
研究テーマ:
体育教育におけるカリキュラム編成の原理と方法。体育教育実践を基盤としたカリキュラムの自己創出過程。
体育教育学の研究は、体育授業の組織化論、教授―学習過程論、評価論、教材構成論と展開し、’94年の『体育科教育の研究』(共著)をはじめいくつかの体育の教科専門書を著した。他方で大学体育の実践をベースに、教養教育としての体育・スポーツのリテラシーとその内容について記したものが、’95年の著書『スポーツを知る・する・考える―これからのスポーツライフのために―』ならびに’04年の著書『アウトドアの楽しみ方』(いずれも共著)などである。
’98年日本体育科教育学会第3回大会シンポジウム報告「体育科教育実践試論―カリキュラムと授業の実践的創造の論理の探求―」を契機に、体育教育におけるカリキュラム開発・編成論を重点的な研究課題とし、次のような一連の研究プロジェクト(科学研究費補助金・基盤研究(B)、いずれも研究代表)を進めてきた。①「体育科教育における課題解決学習と課題解決能力の形成」(1999-2000) ②「体育科教育におけるカリキュラムマネジメントに関する研究」(2003-2005) ③「体育科教育における目標・内容システムの構成」(2006-2008) ④「体育科教育における教授―学習内容の体系化と系統化への活動理論的アプローチ」(2009-2011)。
近年の主な著書
NEW! 2025『体育教育の構想とカリキュラム 体育教育の存立根拠を問う』創文企画
序章 なぜ、いま体育教育の存在意義と根拠を歴史的に問うのか
第1章 教科の存立を根拠づける教科設定の目的
第2章 戦前から戦後改革期の体育教育の編成
第3章 戦後新体育の学習指導要領(試案)
第4章 新体育における体育科の位置づけと生活体育の追求
第5章 生活体育への批判と背景
第6章 体育の本質(独自性)追求の諸相
第7章 民間教育研究団体の体育教育構想
第8章 教育課程の自主編成運動
第9章 技術指導の系統性研究の展開
終章 体育教育の民主化・科学化の展望
補論 体育科教育研究は中村敏雄から何を引き継ぐのか―「体育は何を教える教科か」の探求過程を中心に―
助手:川田幸生 KAWADA,Sachio
2025年9月着任
福島県生まれ
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学
修士(社会学)一橋大学
修士(地域政策)福島大学
https://researchmap.jp/s-kawada
主な著書
共著 2019『12の問いから始めるオリンピック・パラリンピック研究』「第3章 パラリンピックのほうが数が多いものって何?」
職員:天田正子 AMADA, Masako
2024年4月着任
東京都生まれ